S/MIME証明書設置の流れ

S/MIMEとは

「S/MIME」とは、メールシステム上で電子署名を利用した認証やメールの暗号化を行う標準規格(ルール)です。

信頼できる第三者機関である認証局が発行した電子証明書を使用し、送信するメールの暗号化や電子署名の付与を行い、電子署名付きメールを送信することが可能です。

S/MIMEを利用することでリスクを回避

「S/MIME」を利用することにより、以下の3つのリスクを回避することができます。

  1. 第三者による、メール内容の盗み見
  2. 第三者による、メール内容の改ざん
  3. 第三者による、メール送信者のなりすまし

※「S/MIME」とはSecure/Multipurpose Internet Mail Extensionsの略です。

S/MIME機能の利用方法

以下の手順で進めてください。

補足説明

S/MIME配信が可能となるのは、管理画面からの配信、API v1のみとなります。
API v2はS/MIME証明書付きメール配信に対応しておりませんのでご了承ください。

〔STEP1〕証明書の取得

お客様にてS/MIME証明書の取得をお願いします。

〔STEP2〕管理画面設定をON

S/MIME機能をご利用されたい場合は、カスタマーIDを記載の上サポートデスクまでご連絡ください。

〔STEP3〕管理画面に証明書登録

  1. 管理画面より、管理者機能>〔S/MIME管理〕をクリック
  2. 対象のHeader Fromアドレスの〔登録〕をクリック
  3. 登録する証明書を参照、指定し、インポート用パスワードを入力し、〔確認する〕をクリック

    補足説明
    証明書の形式はPKCS#12形式のみ対応です。
  4. Header Fromアドレス、有効期限を確認し、〔登録する〕ボタンをクリックすると、登録完了画面になります

    補足説明
    サービスで設定したHeader Fromアドレスは「登録日」「更新日」は表示されません。
  5. Header Fromアドレスで、ステータスが〔✔〕となっていたら、S/MIMEの設定完了です。

〔STEP4〕サービス設定でS/MIME証明書機能をON

  1. 管理画面より、管理者機能>〔サービス設定〕をクリック
  2. 対象サービスのIDをクリック
  3. 配信オプションの設定のS/MIMEを〔使う〕を設定し〔確認する〕をクリック

    S/MIME証明書の設置完了です。